バンコク、タニヤブログ。 コロナ以外にもタイではテング熱に注意
こんにちは。
今日はこんな話題でいきましょう!
最初に、タイ国内のニュースです。ラヨーン県で、外交特別待遇で、通常の検疫隔離処置を受けず入 国していたエジプト人男性が新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、そのグループがショッ ピングモールなどに行っていたことからタイ国内ではかなり大きなニュースになっていました。
外国からの受け入れは必要です。でもこういうことがあるとまたその受け入れも一歩後退してしまうの かなととっても残念に思ったニュースでした。
さて、今回はコロナと同じウイルス疾患で、タイに滞在しているときは気をつけたい『デング熱』についてまとめました。
日本ではまずなることはないですが、
タイ保健省によると、 2019年にタイ国内で報告があったデング熱、重症型のデング出血熱とデングショック症候群の患者数は 12万8964人で、このうち133人が死亡しました。
また同じく、タイ保健省によると、2019年にタイ国内で報告があった狂犬病患者は3人で、全 員が死亡しました。
タイでは罹ってしまう可能性もないとは断言できません。万が一という時のために冷静に行動ができま すよう、どのような病気か、治療は?どのように予防するかを今回はみていきたいと思います。
目次
デング熱
①デング熱とは、どのような病気?
②どのようにして感染するの?
③潜伏期間はどのくらい?
④媒介するネッタイシマカの特徴は?
⑤デング 熱はどのような症状なの?
⑥デング 熱治療薬、治療法はありますか?
⑦どのように予防すればよいの?
⑧バンコクの日本語対応可能な医療機関
デング熱
今年はコロナのニュースで目立ちませんでしたがタイにいると一番よく聞くウイルス疾患はデング熱じ ゃないでしょうか?!
タイでは1年に何度かニュースになったり、地区によっては媒介する蚊の駆除で 殺虫剤の空中散布をするので家の周りが煙で真っ白なんてなることもあります。タニヤ通りでも散布することがあります。喉が痛くなるし、臭いわで、みんなすぐに店内に避難します(>_<)
外にいる人のことなんか、おかまいなしで始めるので、はじめてその光景を見たときにはびっくりしました(笑)
①デング熱とはどのような病気?
デングウイルスが感染しておこります。急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などが 主な症状です。
②どのようにして感染するの?
ウイルスに感染した患者を蚊(ネッタイシマカなど)が血を吸うと、蚊の体内でウイルスが増殖し、そ の蚊がほかの人の血を吸うことでウイルスが感染します(蚊媒介性)。ヒトからヒトに直接感染する病 気ではありません。また、感染しても発症しないこともあるようです。
③潜伏期間はどのくらい?
2~14日、多くは3~7日です。
④媒介するネッタイシマカの特徴は?
ネッタイシマカは白い斑点のある蚊。
ネッタイシマカは都市部、家の周りにも生息し、水たまりや外にある容器に水がたまっているよう なところで繁殖します。 ちなみに日本はというと、現在、ネッタイシマカは日本国内には生息していません。
かつては日本でも 生息していたことが記されていますが、1955年以降は国内から消滅したとされています。ナイス日本ですね(^^♪
でも、日本に生息するヒトスジシマカという蚊も、実はデングウイルスを媒介することができるので、タイで 感染した人が日本に帰国し、蚊に血を吸われることにより、その蚊が周囲の人にウイルスを伝播する可 能性は低いながらもあるそうです。
血液中にウイルスが確認される期間は、発症日の前日から発症5日 後までとされています。帰国者(患者)の周囲でデング熱を疑うような症状があれば、渡航歴の有無に かかわらず検査を行うことも、場合によっては必要なようですね。
⑤デング熱はどのような症状なの?
突然の高熱で発症し、頭痛、眼の痛み、顔が赤くなる、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間持続します 熱症状は二峰性(発熱などの症状が一度高まり、治まりかけたのちに再び高まる)のことがあります。
初期症状に続き、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感があります。 発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が現れ、四肢、顔面に広がります。
症状は1週間程度で回復しますが、患者の一部は出血症状を発症するなど重症化することがあります。
今回はここまで!
<続きは次回!>
次回も引き続き『テング熱』についてですね♪
今回記事をご紹介しているのは、バンコクのタニヤ通りで、日本食&タイ料理レストランの運営をしているクルーズレストランです。 タイの情報はおまかせください♪ タイの最新情報を収集しながらも、お酒が飲めたりカフェスタイルのようにゆっくりできたりと、、、新しいタイプの店舗なんです♪ ぜひ、お近くにお立ち寄りの際は、どうぞ!